昔のアニメで、21世紀というとまるで人間と遜色のないロボットが登場するシーンをよく見かけました。
実際に21世紀になっても、流石に人間と同等なロボットこそ誕生していませんが、AI技術の進化により着実にその夢が現実となりつつあります。
実は、AIは様々なシーンで活用されており、着実に私達の生活にも欠かせなくなりました。
仕事でも活用が可能で、AIでは効率よく仕事を進めることが出来るヒントが多く詰まっています。
AIとは?
AIについて改めて解説すると、Artificial Intelligenceの略語で日本語に訳すと人工知能の事を指します。
例えば、車を例に挙げると現状の車は人間が操作して目的地まで移動しています。
そこに、人工知能という要素を入れると、車が人間で言う脳を搭載したような状態となります。
これにより、自動車が自ら学習して、自動的に運転をさせることも出来るようになります。
また、「この道路は渋滞する」や「この道路は細くて危険」など、人間の経験則から得ることが出来る情報も、人工知能で徐々に学習して次第に最速ルートを選択するようになります。
AIが人間を上回ったエピソード
AIはまだまだ未熟な技術であると思われた中で、人間の知能に打ち勝ったエピソードがあります。
それはGoogle DeepMindが開発したAlphaGoという囲碁プログラムです。
このプログラムが、2016年に世界的な名囲碁棋士である李世乭氏と対決し、なんと勝利を収めたのです!
これは、世界的に大きな驚きをもたらしたと共に、AIはもはや無視できない存在であることを認識させてくれました。
仕事ではこんな活用が可能
では、具体的に仕事においてAIをどのように活用できるのでしょうか?
ネットショップにおけるAI活用事例としては、データの分析があります。
データの分析は、AIが最も得意とするところで、最近もてはやされているビッグデータとの相性が良いのです。
例えば、取り扱っている商品がどの年代にどれほど売れているかをAIにより分析して、今後の商品ラインナップをどのように変化させるかの指針とできます。
また、単純に過剰在庫とならないように売れ行き予測を行って適正量をキープするのも有効的です。
これは人間でもできないものではありませんが、個人のスキルに頼ってしまうものですし、そもそもAIならば即座に結論を出してくれるので、考える手間も省けますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実は、AIはすでに多くのシーンで活用されています。
さっそく自らの業務にも取り入れられるものがないか調べてみましょう。
AIを使ったWEBサービスをご紹介しますので参考にしてみてください。
Repl-AI
参照:インターメディアプランニング株式会社 Repl-AI
Repl-AIはプログラム知識なしで、高機能なAIチャットボットを作成できるサービスです。
チャットボットとは、Lineなどのチャットサービスでお客様が質問した際に、担当者に変わってボットと呼ばれるプログラムが自動的に返答をしてくれる機能です。
一般的なチャットボットは、プログラミングされた内容に適合する一辺倒な回答が返されることが多いですが、AIを利用したチャットボットでは、曖昧表現の認識をしたり、過去の会話を記憶しての返答、雑談機能で自然な会話を継続するなどの機能があるので、機械的な会話ではなく本当に人間と会話しているようなリアルさが売りとなります。
例えばこのような機能をネットショップに搭載することで、お客様からのお問い合わせ対応にかかっていたコストを軽減できるといった事例もあるようです。
Logojoy
参照:Logojoy
Logojoyは提示される複数のサンプルロゴやカラーから好みのものを選び、テキストとシンボルを選ぶだけであとはAIがデザインしたロゴが複数生成されます。
生成されたロゴは名刺や書類にはめ込まれたイメージを確認することもできるので、使用しているイメージが湧いてきます。
ロゴを作るまでは無料で試すことができますが、出来上がったロゴをダウンロードする際に料金がかかる形となります。
ロゴの解像度によって20ドル、65ドル,195ドルと3つのプランがあります。