Yahoo!ショッピングがお客様に提供している機能の1つに「探しもの掲示板」という機能があることをご存知ですか?
今回は、「欲しいものが見つからない」状態のお客様に対して店舗から直接提案が可能である「探しもの掲示板」機能について解説します。
探しもの掲示板とは?
「探しもの掲示板」とは一体どのようなものなのでしょうか?
Yahoo!ショッピングによると「”欲しい商品の探し方がわからない””欲しい商品が見つからない “といったお客様に対して、出店者様から直接、商品を提案いただけるサービス」と紹介しています。
提案があった場合の購入率は12.74%と、通常のお客様より2〜3%高い数値を記録しているとのことなので、もし取り扱いがある場合は積極的に提案していきたいところです。
実際にページを見てみると、具体的な製品を探しているといったものから、柄や色などイメージだけを記載して提案をして欲しいといったものまで多岐に渡る質問が掲載されています。
2018年7月22日の質問数を数えると83件もの質問が投稿されており、反響の多さが伺えます。
お客様が質問する際は以下を入力して質問する形となります。
- 探しもの
探しもののタイトルを全角30文字まで入力できます。 - 詳細
探しものについての詳細を全角500文字まで入力できます。 - カテゴリ
探している商品があると思われるカテゴリを選択します。選択カテゴリは第一階層、単一選択です。 - 探しているものの予算(任意)
探しものを購入する際の予算がある場合、入力できます。
探しもの掲示板の活用方法
それでは店舗としては探しもの掲示板をどのように活用していけば良いのでしょうか?
探しもの掲示板は現在、15のカテゴリに別れているので、まずは取り扱いのあるカテゴリに絞って定期的に質問をチェックするようにしましょう。通知機能もあり、ストアクリエイターPro「設定」メニューの「アラート・通知設定」で「再入荷希望通知」の受け取りを行う設定となっているメールアドレスへ毎日1回、午前9時〜10時に「デイリー通知」として「探しもの掲示板」投稿状況がわかるメールが配信されるので、該当カテゴリに対して投稿があったことがわかります。
また探しもの掲示板の質問へ回答できるストア数は先着順に最大5ストアとなっているため、提案可能な商品がある場合は早めに回答するようにしましょう。
特に狙い目はアパレル・雑貨の質問です。型番商品に比べ「こんな感じのいいものないかな」といった抽象的な質問が多いので、店舗からの提案でお客様に「こんな商品があったんだ」と知ってもらうきっかけにすることが可能です。
また同様の商品を探していて質問をみた別のお客様に対しても、商品を知ってもらうきっかけとなるので、その場だけでなく継続的に販促できる可能性がある点や、「いいね!」「欲しい」ボタンによって反応の計測ができる点も魅力です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お客様の欲しいものに対して直接提案することができる、ネットショップとしては珍しい「プッシュ型営業」ができる機能なので、まずは取り扱い商品に関係する質問があるかどうか調べてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?