インターネットを見ていると、なかなかページが開かないことがありますよね。
インターネット回線が悪いのかも…と思ってチェックしても、他のページは問題なく開くのに、ある特定ページだけが遅いということがあります。
これは、実はECサイトを運営している場合には致命的な事となってしまう可能性もあります!
今回は、なぜ重いページが敬遠されるのか、そして軽さを確保できるWP Fastest Cacheというプラグインについて解説します。
なぜ遅いと敬遠されるの?
最初に、なぜサイトが重いのが良くないのかについて解説します。
利用者からすると、ほしいと思った商品があってその商品の詳細ページを開こうとします。
ただ、それが開かないということでイライラして、結局違うサイトで購入してしまおうと思ってしまうのです。
特に、オンリーワンなアイテムを取り扱っているわけではないECサイトの場合は、他のショップにお客様が流出してしまう可能性が高まります。
実は、これは個人的な感情だけでなくGoogleなどの検索エンジンにとってもマイナス評価を下されてしまいます。
Googleでは、表示速度の遅いページに対して「Slow to load」というラベルを付けるテストを行ったことがあります。
これは、明らかに遅延がみられるサイトに対してラベルを付けて、検索結果にラベルだけでなく注意マークを表示して注意を促そうとしているのです。
まだ正式実装はされていませんが、遅いページに対しては低い評価を下される事実があるのは忘れてはなりません。
サイトが遅くなる要因は?
では、サイトが遅くなる原因としては、どのようなものがあるのでしょうか?
最もありがちなものとしては、サイト上に凝ったJavaScriptの仕掛けを用いることで、単純にサイズアップして動作に支障をきたす点です。
これは、単純にJavaScriptではない方法に置き換えるなどで対処可能です。
外でも、画像サイズが無駄に大きな場合もサイトスクロールに時間がかかります。
適切なサイズにリサイズすることで、これも解消できます。
また、WordPressでは不要ファイルなどが溜まってしまうことで、反応速度が低下して表示スピードにも影響することがあります。
いわゆるキャッシュと呼ばれるものが、それに該当します。
WP Fastest Cacheで快適さをキープ!
WordPressにおいて、簡単に不要なキャッシュをクリアすることができるプラグインはいくつか存在しています。
その中で、最もおすすめできるのがWP Fastest Cacheです。
WP Fastest Cacheでは、ブラウザキャッシュ機能があり、サーバーのキャッシュだけでなく各端末のキャッシュをクリアすることができます。
実は、キャッシュクリアできるプラグインは数多くあるのですが、導入しても効果がないことが多いのです。
逆に、必要なファイルが失われたり、サイトが逆に重くなることすらあります。
その点で、このWP Fastest Cacheは設定が簡単な上で、確実に動作を保証しつつキャッシュクリアをできるのが魅力的です。
除外設定などもあり、より高度な設定も行えるのが良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
WP Fastest Cacheのようなキャッシュクリアするプラグインなどを用いると、サイトの反応速度低下を防止することが可能です。
お客様を取り逃すことなく、快適なサイト構築を心がけましょう。