2019年4月から改正労働基準法が施行されますが、その中で大きな改革となっているのが長時間労働の是正です。
時間外労働にメスを入れて、今まで当たり前であった働き方の考えかたを根本から見直そうとしています。
その流れはECサイトでも進行するのは間違いありませんが、その中でe-Standというサービスに注目が集まっています。
では、e-Standとは一体どんなサービスなのでしょうか?
e-Standとはどんなサービス?
e-standは、株式会社Will Smartと飛島建設株式会社グループが開発したツールです。
2018年10月22日に、建設現場向けの働き方改革システムとECビジネスのプラットフォームであるe-Standのサービス提供を開始しました。
e-Standのコンセプトは、働き方改革を実践できる各種コンテンツサービスと、EC機能を併せ持つデジタルサイネージシステムであります。
各サービスは、デジタルサイネージやスマートフォンアプリを通じて提供されることになります。
なぜ建設現場に目をつけたの?と疑問に思うかも知れませんが、東京オリンピック、そして東日本大震災の復興を支えているのが建設業なのです。
過酷な労働を強いられている現実があり、そこに目をつけたのがe-Standです。
まずは勤怠管理からスタート!
e-Standでは、まずはたらく人の勤怠管理や健康管理の仕組みづくりを第一に考えています。
そこで提供しているのが入退場管理サービスを提供しています。
このサービスでは、虹彩認証機機能を用いて、労働者の虹彩情報を読み取ることで、入退場情報を記録しています。
一見簡単に聞こえるかも知れませんが、これも最先端の技術をうまく適用しなければ実現できないものです。
飛島建設株式会社グループもうまく巻き込んで、高いレベルのシステムを構築することに成功しています。
ECサービスも実装!
このe-Standがすごい点として、ECサービスも付加している点があります。
配達先の指定が困難である、建設現場やイベント会場などの臨時的に機能する場所において、e-Standの端末を設置することで新しいマーケットを構築しようというコンセプトを持っています。
これによって、公的機関や情報通信業、卸販売業・小売業、金融業・保険業、サービス業などと高度な連携をとることが可能となります。
まだ一社だけの単独なプロジェクトに見えますが、このe-Standによって新しい市場の開拓やECサービスの効率化を果たせます。
また、今後はe-Stand自体が他業種にも展開される可能性を示唆しているために、ECサイトを運営されている会社にも導入すると、さらなる相乗効果を生むことも想定されます。
長時間働くことを美学としている方にとっては目からウロコですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
e-Standはまだまだ発展途上中のサービスですが、今後の動向に注目すべきですね!