ECサイトを運営している方は常に、いかにサイトに集客するかを考えているかと思います。
中には、サイトを開設したものの、「サイトのアクセス数が上がらない・・・」、「どうやってサイトに集客したらいいか分からない・・・」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
サイトの集客にも、リスティング広告を出したり、メルマガを出したりと色々な集客方法があります。しかし、ほとんどの集客方法は有料であり、初心者の方にとって、手を出しにくいものがほとんどです。
そんな中で、無料で誰でも簡単に始めることが出来るのが、TwitterやInstagramなどのSNSを利用して集客を行う方法です。
そこで今回は、ECサイトの運営者がSNSからの流入を増やすためにやらなくてはならないことについてご紹介していきます。
商材に合ったSNSを利用する
あなたが売っている商品はどんな商品でしょうか。洋服などの衣類系を売っていたり、家具を売っていたり、食品を売っていたり、ECサイトで扱っている商材は、サイトによってそれぞれかと思います。
SNSは、Instagram、Facebook、Twitter、YouTubeなど様々な媒体があります。
しかし、媒体ごとに使用している年齢層や、男性が多いのか、女性が多いのかなどが異なります。
例えば、Instagramは10代〜30代前半くらいの年齢層が使っていて、圧倒的に女性のユーザー数が多いのですが、Facebookは10代のユーザーは、とても少なくて、年齢層が高く、男女比率も比較的フラットです。
そのため、ECサイトで扱っている商材によって、利用するSNSアカウントを考えないと、せっかくアカウントを作っても全く効果が無いということに繋がってしまいます。
SNSを積極的に利用していく場合は、それぞれのSNSの特徴と自分の商品との相性を考えて、戦略的に運用していくことが重要です。
広告を出稿する
SNSアカウントを作ったら、次は広告を出稿していきましょう。
先ほど紹介したもの以外にも、SNSでは広告を出稿することが可能です。
仕組みとしては、SNSにいくらか広告料を支払えば、自社アカウントをフォローしていなくても、そのプロダクトに興味があると判断したユーザーに自動的に自社アカウントの投稿が表示されるというものです。
これは、FacebookでもInstagramでもTwitterでもYouTubeでも、広告料金に多少バラつきこそあれ、ほとんど同じ仕組みで広告を出すことができます。
投稿から、直接自社サイトのURLを貼ることが出来るので、直販に繋がる効果を得やすいのでとてもおすすめです。
毎日投稿することを心がける
SNSは、一度の投稿や広告で急に成果が得られるものではありません。
毎日地道に投稿していくことで、徐々にフォローしてくれるファンを増やしていき、直販に繋げていきます。そのためには、投稿の頻度もECサイトに誘導していく上で、とても重要なポイントになります。
例えば、「〇〇が入荷しました!」などの商品の入荷情報や、「最近はこんな商品が売れています!」などおすすめの商品紹介をしたりと、小さなことでもいいので、フォロワーにそういった情報を発信していくことが重要です。フォロワーが増えないからといって投げ出すのではなくて、毎日投稿を心がけましょう。
インフルエンサーを活用する
インフルエンサーとは、SNS上でフォロワーが数千〜数万人ほどいる影響力のある人のことを指します。
雑誌のモデルや、ショップ店員、料理研究家など、様々な種類のインフルエンサーが存在します。
インフルエンサーに商品を紹介してもらうことで、その人をフォローしている人たちは、確実にそれを見るので、購買意欲につなげやすく、単純な広告と違って、離脱率も低いので、非常に有効的に自社の商品を認知させることが出来ます。
インフルエンサーに広告を出してもらう際の料金相場としては、基本的にフォロワー数で計算することが多く、1フォロワー当たり3円〜8円程度の料金が設定されています。
そのため、10,000人フォロワーがいるインフルエンサーであれば、5万円程度(1フォロワー5円計算の場合)の金額になります。
また、インフルエンサーにアプローチする際は、直接アカウント宛にDM(ダイレクトメッセージ)を送るか、事務所に所属しているのであれば、事務所に広告を出したい旨を連絡しましょう。
まとめ
今回は、SNSからの流入を増やすためにECサイトの運営者が必ずやらなくてはならないことをご紹介してきました。
近年、SNSはもはや人々のインフラと言っても過言では無いくらい広まってきています。そのためSNSを使って集客をするのは、とても効果的です。
ECサイトの集客に悩んでいる方は、ぜひ本記事でご紹介した方法を試してみてください!