もう半年を切った!年号が変わることによってWEBではどんな準備が必要?

2019年は、何かと大きなイベントを控えている年となっています。

特に大きなイベントとして、今上天皇が退位されて、5月1日に皇太子さまが新天皇に即位されます。

これによって、年号も今の平成から新しいものに変わるということが発表されています。

では、どのようなスケジュールで年号が変更されるのでしょうか?

 

年号が変わるスケジュールは?

年号が変わるスケジュールとして、2018年12月1日の皇室会議で決定されています。

それ以前に、2016年7月に天皇陛下が生前退位のご意向を示したことによって、今まで経験のない形で年号が変わることになったのです。

4月30日に今上天皇が退位されることになるので、そのタイミングで31年間続いた平成が終わることとなります。

ただ、いきなりこのタイミングで新しい年号が発表されるわけではなく、4月1日に発表されることが決定しています。

実は、これには紆余曲折あって、当初は4月11日に発表される予定だったのですが、早まった経緯があります。

 

どんな年号になるの?

一人の天皇に対して一つの年号をつける、一世一元の制が明治政府によって制定していますが、日本国憲法には明記されていません。

ただ、1979年に元号法が成立し現在もそれに従って運用されています。

年号の選定については、様々な観点から決定されることになります。

安易に付けられても、それが定着しないと意味がないですよね。

今までの傾向から見ても、まず二文字であるという点は必須です。

また、読みやすく書きやすいという観点でも選出されることが確実です。

他には、見立てとしては明治のM、大正のT、昭和のS、平成のHという頭文字と重複しないものとなると言われています。

 

運営しているWEBサイトなどで対応は必要?

新しい年号になることで、様々な弊害も生まれるのが事実です。

先に、新年号の発表タイミングが4月1日になったと解説しましたが、これはWindowsパソコンが年号変更に対応するための時間に1ヶ月は必要という見解を示したためです。

一大企業でもこれだけの対応時間がかかるのであれば、個人で運営しているサイトなどはそう簡単に対応できるわけではありません。

既知の問題点としては、官公庁や金融機関のサイトにおける表記です。

特に、官公庁は平成〇〇年という表記を多用しているので、年号変更によってどのような扱いにするかが問われています。

特に、2019年は平成と新年号が混在する年となるので、更に頭を悩ましているのです。

他では、個人サイトでも対応が必要なのが、生年月日を年号で指定しているサイトです。

ショッピングサイトでは、会員登録のために生年月日を提供してもらいますが、ここに新年号も必要となるのです。

思い切って、和暦をやめて西暦のみにするというのも手ですが、既存会員の情報を置き換える必要があるのでかなり厄介な仕事となります。

今のうちに運営しているサイトで和暦を使用している箇所がないか確認しておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

新年号の発表によって、ネットショップを運営している方にも影響が及んでしまいます。

今のうちに高くアンテナを敏感にして、新年号に適切に対応しましょう。