先日「100億円あげちゃうキャンペーン」を行い、10日間で終了するという、今何かと話題の決済方法「PayPay(ペイペイ)」ですが、2019年2月からYahoo!ショッピング出店店舗でも利用できるようになるというニュースが発表されました。
今回はPayPayをYahoo!ショッピング出店店舗に導入される際の概要と注意点について解説いたします。
PayPayとは?
参照:PayPay
それではPayPayとは一体どのようなものなのでしょうか?
ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁会社としてPayPay(ペイペイ)株式会社が提供する、バーコードやQRコードを使って決済ができるスマホ決済サービスとなります。
例えばPayPayが導入されている実店舗でお支払いをする際に、お店が用意しているQRコードをお客様がスマホのアプリで読み取り、支払金額を入力し、お支払い完了画面をお店のスタッフに見せるという流れになります。
お店にもメリットがあり、今なら初期導入費、決済手数料、入金手数料が全て0円!という破格で提供されているのです。(無料には条件があるので詳しくはPayPayサイトをご確認ください。)
このPayPayが今後オンライン決済でも使えるようになるとのことです。
PayPayでの決済が導入された場合の影響
2019年の2月に全ての店舗に自動的にPayPayでの決済方法が導入されることとなりますが、店舗としてはどのような影響があるのでしょうか?
決済手数料
決済手数料としてはクレジットカードと同率の税別3.0%がかかります。
オペレーション
また受注時のオペレーションとしては、クレジットカードと同等のオペレーションになります。
お支払い方法の設定
自動的に導入されるので、店舗側での設定は不要です。
基本的にはクレジットカードと同じ扱いと考えられるでしょう。
決済方法が増えることで流入するお客様が増える可能性があるので、出店者としては歓迎することとなりそうです!
PayPay導入時の注意点
ではPayPay導入時に注意すべきことはどのような点でしょうか?
導入システムの仕様変更
在庫連動や受注管理ツールなど、外部のシステムを導入している場合は注意が必要です。
PayPay導入に伴い、注文関連のAPI、CSVダウンロード、注文確認メールの一部機能にPayPay払いに関するフィールドが追加されるとのことなので、外部ツールを導入されている場合はこの変更に対応しているか確認が必要です。
実店舗でPayPayを導入している場合
手数料が無料になるという理由で実店舗で利用しているQRコードをYahoo!ショッピングで購入したお客様にも利用させたいと思いますが、おやめください。規約で「加盟店店舗以外の場所で加盟店バーコード(QRコード)の提供を禁止」と明記されているので、ストア独自の決済手段としてQRコード決済をお客様に提供する行為は規約違反となるため注意が必要です。
まとめ
今回のキャンペーンで大量のPayPay残高を所有したユーザがいるので、その残高を使おうというユーザのYahoo!ショッピングへの流入が予想されるので、ぜひPayPayについて事前知識をつけておいて、導入された際の予習をしておきましょう。