この記事をご覧になっているほとんどの方はAmazonで何か買い物をした事がありますよね。
Amazonで何度か買い物をすると「そろそろ必要なころでは?」「こんな商品はいかがですか?」など驚くほど自分の状況にマッチした提案をされた経験がある方が多いかと思います。
これはAmazonが抱える莫大な顧客情報からそのユーザーの行動を分析し、様々な提案を行っているためこのような事が可能となっています。
そんなAmazonが新しい買い物スタイルとして実験中なのが、SCOUTと呼ばれる機能です。
今回はSCOUTについて解説いたします。
SCOUTとは?
参照:Amazon SCOUT
SCOUTとはページ上に表示された9つほどの商品に対し、「好み」「好みではない」を選んで行く事で、自分好みの商品が提案されていきます。
インテリアやアパレルなど、デザイン性が重要で、文字では検索しにくく、自分の好みを伝えづらいものを探したい時にピッタリな機能です。
現在ではアメリカのAmazonのみで提供されていますが、日本など他の国に展開されるのも時間の問題でしょう。
SCOUTを試してみた
では実際に試してみましょう。
ペンダントライトの購入を検討している場合として試してみます。
まずは9つの商品写真が表示されているので、好みのものにサムズアップのアイコンをクリックしてみます。
すると、表示されている写真のうち2つが好みのものに似た商品に変わります。
では今度は好みでないものに対しサムズダウンのアイコンをクリックします。
そうすると今度はサムズダウンした商品とその他1つが好みのものに似た商品に変わります。
同様に他も選んでいき、ある程度好みのものが出てきたら右下の「Explore more」をクリックします。
そうすると好みのものに近い商品の一覧が表示されます。
自分好みの商品が簡単な操作で提案してくれるので、みているだけでも楽しいです。
しかもこのまま購入できてしまうので、ついつい買ってしまいそうです。
まとめ
EC業界もだんだん円熟期となっていく中、どんどん新しい買い物スタイルを提案しているAmazonはやはりEC業界の巨人と言われるだけありますね。
同様のサービスが他のモールなどでも展開される事が予想されますので、Amazonの動きには今後も目が離せません。