一時期ほどではないですが、仮想通貨の勢いがとどまるところを知りませんよね!
今までは国が発行していた通貨が当たり前であったものが、言わば誰でも通貨を発行して運用しているのですから驚きです。
その仮想通貨界では、徐々に国家レベルで参入しようという動きも見られますし、大手企業や銀行も参入することを表明しています。
あの楽天グループも、満を持して仮想通貨に乗り出すことが話題を呼んでいます。
今回は、仮想通貨とはどのようなものか、そして楽天の目論みについて紹介します。
仮想通貨についておさらい!
はじめに、仮想通貨とはどのようなものであるかについておさらいします。
仮想通貨とは、端的に表現するとインターネット上で使用できる通貨のことを指します。
電子マネーなども普及していますが、電子マネーの場合はあくまでも通貨が電子化されただけであり、仮想通貨とは毛色がちがうものです。
日本の法律でも、仮想通貨が明確に規定されるなど、もう無視できない存在です。
中央管理ではなく分散管理しているのも特徴で、また有限性があるものとなっています。
日本ではまだまだ普及していませんが、アメリカではネットショッピングで仮想通貨を使用できる等、通貨としての価値が向上しているのは、見逃せない事実です。
楽天がみんなのビットコインを買収!
いち早くトレンドを察知して事業を展開する楽天は、もちろん仮想通貨に注目しないはずがありません!
8月31日に、みんなのビットコインを買収して10月より運用を開始すること表明しています。
既に楽天では楽天銀行や楽天カードなどの金融系事業を展開していますが、新しい通貨の形である仮想通貨に参入したというのは、とても大きな意味があります。
ただ、みんなのビットコインは2017年9月に経営管理体制などに不備があるとして、業務改善命令を受けた経験があります。
この事実と楽天の思惑が一致して、今回の買収が成立したのは言うまでもありません。
全株の取得額は2億6500万円であった点も見逃せませんよね。
どのような意図があって参入したの?
最も気になるのが、今回楽天がなぜこのタイミングで仮想通貨サービスに参入したのかという点です。
単に流行りものに乗っかっただけでなく、実際に楽天市場で使用できる通貨として採用するのはまず間違いありません。
これにより、楽天市場に参入しているネットショップも仮想通貨の導入が一気に進む可能性があります。
逆の考え方として、仮想通貨の導入が迫られるシーンが出る可能性もあるので、十分にその動向には注視しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
楽天の今回の発表は、特に投資家にとっては歓迎されています。
利用者、そしてネットショップを運用されている方も、その事実を受け止めて冷静かつ適切な判断が求められますね。