少し前に、ドローンの話題がニュースに頻繁になっていましたよね。
どちらかと言えば、ポジティブな話題ではなく犯罪などに使われたネガティブな話題ばかりで、あまり良い印象がない方も多いのではないでしょうか?
ただ、ドローンは非常に性能が高く使い方次第ではとても便利になりうるものです。
ついに、あの楽天がドローンを使用したビジネスに乗り出しました。
今回は、楽天が目論むドローンビジネスについて紹介します。
ドローンについておさらい!
まずはじめに、ドローンとはどのようなものであるかについておさらいします。
ドローンとは、無人で遠隔操作や自動制御によって飛行できる航空機の総称です。
英語では「Drone」となり、無人機やオス蜂という意味になります。
複数のプロペラが付いているのが特徴で、ヘリコプターよりも容易に操作できるのが魅力です。
また、プロペラが多く付いていることで安定飛行が可能であり、更にアクロバット飛行なども可能となっております。
他にも、浮上力が高いので重いものを搭載しても飛行することできます。
例えば、カメラを搭載して上空映像を撮影するために活用されています。
楽天ドローンがスタート!
ドローンの浮上力を活かすシーンとして、荷物を運ぶというものがあります。
多少重い荷物でも、ドローンに搭載すれば目的地まで運ぶことができます。
ドローンは自動運転も可能で、目的地を設定すれば安全かつ最短ルートでの飛行を行い、荷物を届けることができます。
そこに着目し各ショッピングモールでは、ドローンを使用した宅配サービスを検討しています。
その最先端を行くのが、かの有名な楽天です。
楽天では、楽天ドローンというサービスを開始しています。
この楽天ドローンでは、自律制御システム研究所と共同開発したマルチコプター型ドローン「天空」を使用しています。
こちらは完全自立飛行を行い、操作ミスなど皆無という点がすごいです!
また、ショッピングアプリを開発してドローンで配送する際に重視しなければならない重量をひと目でチェックする事ができるのです。
すでに活用シーンが増えている!
楽天ドローンは、既に多くのシーンで活用されています。
最初にサービスをスタートさせたのは、2016年5月9日のことです。
世界初のゴルフプレーヤーに向けたドローン配送サービスを開始しました。
ゴルフを楽しむ方の食事などを、ドローンを活用する事によりデリバリーを実現したのです。
イメージとしては、敷地内の各ホール上にデリバリーをするという形になりますが、画期的なサービスとあって多くの注目を集めました。
また、ここでのトライアルが今の楽天ドローンの発展につながっています!
次に始めたのが、東日本大震災で大きな被害を受けた南相馬市小高区に向けての配送サービスです。
宅配もままならないエリアにおいて、ドローンによる機動力を活かした配送は、好評を博しました。
2018年3月をもってサービス終了していますが、多くの住民の生活を支えたのです!
いかがでしたでしょうか?
楽天ドローンはまだまだ発展途上中のサービスですが、確実に生活を豊かにさせてくれるサービスです。
また、地域貢献にも寄与している点も見逃せませんね!
今後も、楽天ドローンに注目しましょう。